鶏肉を電動ナイフで切るシーンが少しヒッチコックみが感じられて好み。ラストシーンはシャイニングを彷彿とさせる。
原作は未読なので比較出来ずドラマのみの感想。
クリスティ作品であるため呪いはミスリードなのが最初から明白。
それでも村の祭りや三人の[魔女]、死を予告する藁人形などゴシックホラーの雰囲気が良い。
キャラもそれぞれ立っていて登場人物が多いのに分かりやすい。
クズ男がどんどん追い詰められ行く様子と全体的な鬱々感が楽しい。
衣装の美しさ、デカダンスな空気感が加点要素になり割と単純な話を底上げしている。
長過ぎないしフワッとミステリーを楽しみたい時に見るのには丁度良いドラマ。