みんなが「泣く」と話題の。
ドラマと言うより、邦画みたいなきれいな撮り方と静かな音楽が美しい。フィルムみたいに、少しザラついた映像。
みんなが口を揃えて「満島ひかりが可愛い」と言っており。いや、満島ひかりはいつだって可愛いのだけど、本作は表情豊かで可愛かった！
終始割と切なくて苦しくて、呼吸が薄く感じた。
也英（満島ひかり）は学生の時からモテモテで、真面目に英語も勉強していて、順風満帆の人生と思いきや、一話目から分かるようにそうじゃない。
大人になってからコインランドリーで再会した二人も、MVみたいな綺麗さで驚く。満島ひかりを見つめる、佐藤健の顔よ……。
想像以上に恋愛ドラマと言うよりも、親子の絆だったり、家族だったり、人生について考えさせられたり、はたまた夢を追うことを思い出させてくれたり。辛いことがあっても人生は続くし、側から見た成功が幸せでもない。
この間、ちょうど北海道に住む友達が「広義的に笑うより泣くほうが心を揺さぶると思うので、仮に80年生きるとしたら、よりツラい思いを経験するほうが充実感あるとおもうのだが……どうなんだろうか。ドラマチックしたもん勝ち」と言ってくれて、感動したことを思い出した。
辛いことも全部、人生で意味のない出来事なんてないと、やっぱり思う。
以下ネタバレ
・本気で恋人が好きだった経験がある人なら、恒美（夏帆）の涙に泣かないはずがない。「silent」と言い、2022年私たち夏帆に泣かされすぎ。
・満島ひかりが泣きながら、でも微笑みもしながらナポリタン食べるシーンは胸がやられた
・最近の私はルッキズムに厳しいので、じゃあ也英が美人じゃなかったら？（もちろん、その人が持つ雰囲気や佇まい自体に惚れてるのも分かるんだけど）と思ってしまい、少し冷めてしまった。ドラマや映画で可愛い子がいて一目惚れで恋に落ちるのなんて、昔からあるあるだけどさ！
也英ちゃんくらい美人だったら、部活の先輩とかと付き合ってるのが現実です。
