母ちゃん

First Love 初恋の母ちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

First Love 初恋(2022年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

宇多田ヒカルさんと同い年のドンピシャ世代なので時代背景とか懐かしくて刺さる刺さる。グサグサ刺さりました。

初恋。

思い返すと心の片隅にいるあの人。
淡くて、甘酸っぱくて、キラキラしてて、大好きで、でも傷付け合ってしまったあの頃。そんなのがブワーって蘇った。心の奥底にしまっておいたはずの箱が開いて、泣けて泣けて仕方なかったよ。

このドラマは現在と過去が行ったり来たりするのだけど、現在の自分と、過去のあの頃と、母親になった自分目線の3つから見る事が出来るの。気持ちは大忙しよ。

ただね、どうして納得がいかない。何故に記憶喪失にしてしまったのかって所が。それまではとっても良かったのに。いらないのよーそういうの。昔の韓国ドラマかっての。しかもその時の母親がとった行動がねー。あの判断はどうなんだろう。でも我が子の幸せを一番に考えた事なんだよね。母親は一生あの時の行動を後悔するんだろうな。

それともっと全面に宇多田ヒカルさんの曲が使われるのかと思ってたからそこが残念でした。

記憶喪失にならなければって考えるんだけどそうすると綴君の存在がなくなるわけでそんなのあり得ないわけで。そんな過去もひっくるめて自分なわけで。人生はままならないなと思うけどそれでも前を向いて生きていけば辿り着くのかもしれない。
母ちゃん

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