ぶらぴーにょ

サンクチュアリ -聖域-のぶらぴーにょのレビュー・感想・評価

サンクチュアリ -聖域-(2023年製作のドラマ)
3.0
5月場所を控えたタイミングで鑑賞。
ライトな好角家としてのレビューです。

実質的な国技と言われる大相撲。
外国人力士の台頭や度重なる不祥事により国内人気(とくに若年層)は下火になっている。
しかしながらその歴史は古く、セリフでもあるが1500年ある内に横綱は73人しかいない。少なくとも今生きている我々は第100代を拝むことはできない。
その中で伝統という一見時代錯誤な聖域も存在する。そんな型破りな現代っ子力士の様子を描いた今作。
たまにグロいのでご注意を!!

相撲をあまり知らない人向けに作ったとは言えない構成に驚いた。幕内はともかく十両でさえもない幕下以下序ノ口の力士にスポットを当てている。そもそも番付階級制度を知っている方々がどれだけいるのかと…。
そして猿桜が幕内や横綱に駆け上がるまでを描くと思いきや十両にさえ上がらないスローっぷり。何シーズンやるんですか??

一応、龍貴、静内、猿桜の3者スポットとはいえ番付が違いすぎるしどう絡ませるのかが今後の見どころであろう。

家政夫のミタぐらいでしか観てなかった忽那汐里がいい味出していたのは評価ポイント。

一応架空の世界っぽいんだけど、朝青龍と白鵬の名前出しちゃってるけど大丈夫なの??
琴恵光や英乃海に似ている力士いて笑った。
なんちゃって両国国技館はちょっといただけなかった…汗