力士役の身体作りや八百長問題を取り扱ってる所なんかは確かに凄いのだけど、作品としては面白くなくて勿体なかった。
色々な要素が悪い意味で邦画、漫画っぽい。
試合中に記者が一言コメントを添えるような編集だったりフラッシュバックの安易な使い方だったりが合わなかったなぁ。
女記者のキャラクター像はいかにもおっさんが考えた今どきの若い女という臭いがプンプンしてくる。
新聞記者のおっさんのくっさい芝居は見るたびに萎える。
記者が相撲部屋とべったりの関係で全くジャーナリズムが無いところも業界のリアルとして描いているのだろうか。いや、無意識にそういう描き方をしているのがこの作品なんだろうな。
いい加減ネットに悪口書いてるやつは暗い部屋でカタカタやってるという描き方やめようよ、まだこの古臭い演出やってるんだ。
7話は素直に面白かったが、それまでのエピソードはほんとに退屈でしんどかった。
