国技館には一度いったことはあるものの、相撲にはたいして興味なかった。しかし、コレは最高に面白い！
相撲は神事であり国技。しかし角界の「白い巨塔」というコンセプト通り、タブーも八百長も谷待ちの闇も、エリートの苦悩も…NHKは勿論、日本の民放じゃ到底描けなそうな所まで描いている・・・そして、それらをしっかりエンターテインメントとして成立させてて、あっけらかんと楽しめるのが素晴らしい😃
ロッキー、バガボンド、明日のジョー、ピンポン。
コロナ禍前から長い期間をかけて作られてきたものであり、相撲未経験者もふくめ、撮影中に徐々に相撲取りのカラダになっていく様や、抜群のアクションシーンの撮影技法にも掴まれまくってしまった。
主演の一ノ瀬ワタル、ピエール瀧、染谷翔太、忽那汐里、小雪（の涙）と、多くの演者が素晴らしい演技を見せつけてくれてる。染谷翔太のチック症入りの、なりきりっぷりももはや尊敬しちゃいそうなレベル。
ちなみに主人公「猿桜」のキャラクターは、輪島、寺尾、貴闘力、千代大海・・・など悪童あがりの歴代の力士たちを混ぜ合わせたような感じ（知人の従弟の名もあり余計に身近に感じたり）。また最大のライバル静内や、龍貴、元関取の猿谷など・・・キャラ設定がうますぎる。余貴美子やおにぎりさんなど、悪役たちもね👿
若手帰国子女記者の「相撲って色々おかしいじゃん！」
“桜”の下での2人、胸でかキャバ嬢、谷町IT社長、壊れかけのラジオ、UCC缶コーヒー、SNS、猿谷の膝。猿桜の髷。
しかも・・・予感はあったけど、そこで終わるかっ！！
あ～～ とにかく早く続きがみたい！
江口カン監督は「ファブル」くらいしか観てなかったけど、こりゃ全部みてみても良いかも。と・・・さきほど一本。アニメ以外の日本のドラマが世界に何処まで響くのかって意味でも、これから楽しみですね😊
