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サンクチュアリ -聖域-のクリームのレビュー・感想・評価

サンクチュアリ -聖域-(2023年製作のドラマ)
4.0
ようやく観ました話題作。皆さんの評価通り、面白かったです。
全く知らない相撲の世界を1、2話で入門編。3からは本格的にストーリーが動き出すので、飽きる事なく鑑賞しました。
私が一番観やすいと思ったのは、忽那汐里演じる記者·国嶋。全く相撲に興味もなく知識のない私の感じる事を彼女が全部代弁してくれる。
角界はベールに包まれ、女性を拒否るイメージ。そんなもん、ならばこっちだって見るか!っと思ってました。ファンの方スミマセン💦
でも、お陰様で、悪いイメージが随分、払拭されました。
後は、苛めで亡くなった若い力士とか伝統を重んじ面倒くさいとか悪いイメージだった。その辺りを国嶋と共に理解して行く形が入りやすかったです。
主演の猿桜も過激ではあるが、私が思っていた角界のシキタリに物申すので、爽快だった。そして、シキタリも全てが悪いモノでもないと一緒に理解して行く。

ドラマが話題にならなければ全く知りたいとも思わなかった世界を面白く描き、私の様な者にも面白いと思えるドラマに仕上げているのは、お見事でした。

キャストも良かったです。
一ノ瀬ワタルさんのファンになりますね。そして、ピエール瀧さんは、やっぱりいいなぁ。演技が観れて良かったです。ちょっと、ホッとしました。

ここからは、内容を少し

土俵には、金、地位、名誉、女が埋まってる。と言う、親方·ピエール瀧の説得力が印象に残りました。
後、「へぇ~!」だったのは、力士ってお尻拭けないの?って今更思った。後輩に拭かせる嫌がらせで、そう言えばと改めて思いました。ウォシュレット必須。
それから、稽古でかかとがガチガチになるので、削ってアロンアルファつけてるシーンにも驚いた。この辺は、本気で受け止めたけど良かったなかな?
猿桜が、父ちゃんの事故で、入院で金がかかるから、相撲で稼ぐ事に決めた時、四股の大切さに気付いた時、静内にボコボコにされ、真剣に相撲に取り組もうと変わり始めた時、その時々の姿に応援してしまった。
で、親方に「教えて下さい」と頭を下げる姿は、堪らなかった。
面白いドラマでした。
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