ピエール瀧×一ノ瀬ワタルという、"宮本から君へ"を観ていた人ならトラウマになっているであろう この組み合わせがここまで昂らせてくるとは想像もしなかった。
一旦6話で止めていた理由が 猿桜の素行の悪さや相撲界の闇に辟易してしまったからなのだけれども、むしろその感情が倍以上の反動になってアツくなるのが7話と8話。この1時間半が待っているから、必ず観た方が良い。
最後にはこんなに初見と見え方が変わるか…と思わせる登場人物全員、圧倒的な迫力のカメラワーク、数年という月日を掛けて実際にここまで鍛え上げた役者陣。言うなれば ジャンプの王道ストーリーであり、相撲という日本でしか製作出来ないジャンルを扱ったドラマとして抜群に面白かった。ラストはあれで良いと思うが、どうしても次回シーズンを期待してしまう。
