ボクシング映画は数あれど、相撲はレアで目新しい。
しかも本格的な肉体のぶつかり合いを描いた作品は初めてなのでは?
相撲業界はどんだけ嘘っぽいフィクションを描いても嘘になることはないという特殊な世界。
現実の大相撲の方がよっぽどドロドロしていて闇が深いですからね。
相撲漫画も大概、破天荒な主人公になるのは保守的な世界だからこそ。
漫画原作かと思う人が多いのは、大相撲の歴史が漫画的フィクション(ノンフィクション)に溢れてるから。
徐々に肉体が出来ていく主人公、ラストで小指懸垂が出来る肉体を作り上げる。
こんな贅沢な制作ペースが確保出来るNETFLIXという媒体に改めて凄みを感じる。
元々200キロ超えの静内役の人が更に増量して死ぬ思いだったというのを語るのを見て、ホントぬるいドラマにならなくて良かったな、と思う。彼ら俳優の努力が報われたそんな作品だった。
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