7,8話を見るためのドラマと聞いて、長い時間をかけてやっと猿桜に会えた時は素直に感動した。年間色々なドラマを見てるけど、主人公の成長過程が濃密な作品だと思う。日本が誇る歴史ある競技がサンクチュアリを通して世界で話題になって、名の知れていない俳優さんを主役において、制作サイドにも関心が持てるっすな…。（ちなみにこの聞きなれない語尾は、主演の一ノ瀬ワタルさんの口癖なんっすな…）
王道というには素直じゃない感じがして、そこが好きだった。靜内とのトラウマ試合は気づけば口を覆ってしまったぜ。
日本アングラ映画界隈が誇る恐ろしい俳優陣に乾杯！映像作品の中でも脇役含め、個人の顔をすぐに浮かべられる稀有な作品だった。忘れちゃいけないのがインキャ役がテクい染谷将太。あんなに相撲が好きなのに体格に恵まれなくて…気持ちが伝わっていちいち泣けた。もう染ちゃんてか「清水」個人やん。最後の土俵呼び出しでチームの本気が伝わった。
