カンヌ国際映画祭 グランプリ（審査員特別グランプリ・審査員特別賞） 受賞映画 おすすめ人気ランキング 84作品 - 2ページ目

カンヌ映画祭で評価される作品はアカデミー賞よりも私好み。長尺でも飽きずに没入できた。 若い画家と若い妻マリアンヌ(エ…

カンヌ映画祭グランプリを受賞したフランスの名匠ジャック・リヴェットによる1991年の作品。 映画芸術というものが持つ…

ブルキナファソのイドリッサ・ウエドラオゴ監督 90年のカンヌで高く評価され審査員グランプリを獲得した作品 ある青年が…

【人生初ブルキナファソ映画】 カンヌ国際映画祭で、小栗康平の「死の棘」と同時に審査員特別グランプリを受賞したブルキナフ…

狂気と滑稽さ、それ以上にどうしようもなく愛を感じた。 現実の空はいつもどんよりと厚い雲が空を覆っているのに対し、ふたり…

早稲田松竹にて鑑賞。 カンヌグランプリか〜て感じではあったけど、大画面で（傑作）泥の河、（習作）伽倻子のためにときて、…

美しすぎる妻がいながら（いるが故に）、派遣秘書のおばちゃんと深い関係になってしまう中年男の惑い。 BMWのディーラー…

昔はこんな不条理映画も楽しく見てられる感覚があったんだなぁと思うと今の映画に不条理がまったくないことに寂しさを感じる。…

"自分のすることを愛せ 　子どもの時映写室を愛したように" 映画を好きでよかった。 200本目の節目にこちらの名作…

ローマに住む映画監督サルヴァトーレ・ディ・ヴィータは、30年以上帰っていない故郷シチリアの母から一本の訃報があったと伝…

第41回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ。 クリス・メンゲス監督作。 1963年の南アフリカを舞台に、反アパルト…

フジテレビのミッドナイトシアターで見た。ピーター・バラカンさんと、どなたか映画業界の方のおふたりがゲストだった。 冒頭…

ペレストロイカの一環にあたるグラスノスチが進んだ結果、ソ連(に虐げられたジョージア)で生まれた映画だが、その作り自体が…

旧ソ連時代のジョージア出身の映画監督,テンギズ・アブラゼによる「祈り三部作」の最終章 スターリン時代の恐怖政治の暗部…

自身の誕生日に幼い息子に命の樹の伝説を話しながら枯れた木を植えるアレクサンデル 同日に突然の核戦争勃発のニュース 親し…

アンドレイ・タルコフスキーの遺作。 バッハのマタイ受難曲、 スヴェン・ニクヴィストによる長回しを多用した自然描写など…

ベトナム戦争後にPTSDを患う2人の若者を描いた作品。顔に致命的な怪我を負ってしまったアルと丸くうずくまったまま一切の…

2024/02/19 監督 アラン・パーカー マシュー・モディーン ニコラス・ケイジ "窓の向こうに青春があった" …

[メーサーロシュ・マールタの壮絶な少女時代]　70点 1984年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。メーサーロシュ・マー…

メザロス・マルタ(欧米表記:Márta Mészáros)は、ハンガリーの女性監督である。 プダペストに生まれ、4歳の…

これはまるで、 「常識やセオリーを逸脱した会話」映画。 初めましてモンティパイソン！！！！！ 下品多くて飛ば…

人生とは何なのか？ その哲学的な命題を、モンティパイソン流に答えた(?)、ショートコントオムニバス。 誕生から、少年期…

タヴィアーニ兄弟の実体験がもとという戦時下のドラマ。 8月10日、流れ星が降り、願いが叶うという聖ロレンツォ（San …

サン・ミニアート村の虐殺、戦争の寓話。 パオロ＆ヴィットリオ・タヴィアーニ。 イタリア、トスカーナ地方の牧歌的な雰囲気…

2000年に25歳になったジョナスがキチガイジジイに絆されて二代目キチガイジジイへの道を歩き出す話。タネール版『スピリ…

スピリチュアル系鳥人間映画。飛ぶまでの技術論ではなく精神的な解放をジジイに教わるジョナス。給油所の店番、廃車工場の大掃…

君子危うきに近寄らず、だとか、石橋を叩いて渡る、だとか、常に心に留めておきながらも危うきに引き寄せられ時には衝動的に石…

エドワード・ヤン回顧展の別会場@国家電影及視聴文化中心（TFAI）にて。 ヤンが影響を受けた映画10本として特別上映…

「シベリアーダ」 冒頭、20世紀初頭のシベリア。雪積もる銀世界。裕福な家族と貧乏な家族、 60年に及ぶ年代記、凍てつ…

地の果てシベリアの辺境の村。そこに暮らす人々の三世代に渡って描かれるロシアの20世紀の歴史。 ロシア革命から戦争、そ…

なんの映画かと聞かれれば当然「猿」の映画だが、どんな映画かと聞かれれば正直よく分からない…。ドパルデューが飼う事になる…

終盤以外は結構退屈なんだが、ジェラール・ドパルデューが悲嘆に暮れてどうでもよくなった辺りから急激に面白くなる。建物に火…

叫び声で人を殺す事ができる 男に、人生を狂わされていく …

「早春」で独特の作風が気になったイエジー・スコリモフスキ監督。こちらは独特超えてヘンテコ(ほめてます)。そもそもジャケ…

結局やってる事は強姦に違いないし同意の無いSEXが如何に容易く一女性の運命を狂わせるかについての映画として観た方が良い…

身の覚えのない妊娠をした未亡人の侯爵夫人が、恩人のロシア司令官に求婚されながら、新聞広告で子供の父親を探そうとする行動…

カルロス・サウラが監督なのですが無意識にアナ・トレント繋がりで「ミツバチのささやき」と比較してしまったけれど骨太でした…

純粋故の残酷さは子供ならではのもの 子供の頃は人生で置かれる状況を、そのまま受け入れなければならなくて... そんな…

　初のヴェルナー・ヘルツォーク作品 　17世紀のドイツの街に突然現れた男性。身元不明で手紙にはカスパー・ハウザーであ…

フランソワ・トリュフォー監督の『野生の少年』という18世紀に森で発見された少年の成長を見守る博士の話に感銘して、その時…

わたくし、チン〇コが3回以上出てくると 本当に具合が悪くなる いつも見下ろしてるモノが、 別のアングルで来られる…

「デカメロン」「カンタベリー物語」も同様だが、とにかく映像が良い。撮影はイエメン、イラン、ネパールと巡って行われたとい…

年末なので、全部忘れるために、 メモ「多重魂」「撥体」24 そもそも、上映時間が長い。 しかも、何度も挟まれるのが、…

【『死ぬまでに観たい映画1001本』劇映画のラスボス】 今月末からユーロスペースでジャン・ユスターシュ祭りが開催されま…

タルコフスキー監督作品3作目。 バッハのオルガン曲をバックに冒頭、沼からの妖しく美しい映像。 綺麗な映像を撮る監督さ…

★1989年に続き２回目の鑑賞★ 　1961年に刊行されたスタニスワフ・レムの原作では、人間の記憶から“対象物”を作…

冴えない中年サラリーマンのラリーと妻のリンが、娘のジーニィの家出騒動でてんやわんやになるというミロス・フォアマン監督初…

第24回カンヌ国際映画祭グランプリ。 ミロス・フォアマン監督作。 チェコ出身の鬼才ミロス・フォアマンが1968年に起…

個人的プロジェクト「名作映画ダイジェスト250」（ロードショー誌80年12月号付録）制覇計画のためセレクト。 恥ずか…

【死という救済】 中学生のときに三軒茶屋のビデオ屋で借りて観てショックを受けた一作。当時(70年代)らしい厭世的なム…

「モリコーネ」を観て観たくなった映画。 アカデミー国際長編映画賞も獲っていた。 初っぱなから間抜けな印象を観る側に伝…

先日観たモリコーネのドキュメンタリーで本作冒頭シーンの音楽差換え比較をやってたので、気になって観てみました。 昔から所…

ある意味ジャケ詐欺的なレビューを目にしてたけど、やっぱり素敵ジャケに釣られて鑑賞。 ジョセフ･ロージー監督ダーク･ボ…

[ジャクリーヌ・ササールに狂う男たち]　80点 傑作。1967年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。登場人物全員がジャク…

[クズ男ボラ、どこへ行く]　50点 クストリッツァ以前に日本で公開された珍しい旧ユーゴスラビア映画。しかも、同国の主…

自由気ままに生きてきた男の哀愁ドラマ。 女に不自由しないモテ男の世の中に対する斜に構えた刹那的な生き方が哀しく映った…

後にロジャー・ムーア版『007』3作を手掛けることになるルイス・ギルバート監督作品。主演は本作が出世作となったマイケル…

小泉八雲編纂の日本怪異談集から、「黒髪（＝和解）」「雪女」「耳なし芳一の話」「茶碗の中」を映像化している、オムニバス形…

小泉八雲原作による4作品を映像化。 小林正樹監督初のカラー作品。 恐怖というよりは、人間の愚かさが招く不幸についての…

岸田今日子さんの妖艶な美しさとホラー感がやっぱり素敵。砂だらけの異様な世界観と妖怪かも？と思える怪しい女に一瞬で心を奪…

流動する砂の動き 絶えざる流動によって 得られる心地よさ 現実のうっとうしさから砂の流れに 身を任せたい衝動にかられ…

ジャケ買いならぬ、タイトル買いよ！そして買って大勝利！だいすき！猫に裁かれたい！ サングラス外した猫に見つめられると、…

【猫がメガネを取ると、アカ、アオ、キイロ、キレイ!】 カンヌ国際映画祭シーズンなのでEastern European …

2024年161本目 切腹の理由とは。 1963年のカンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した傑作時代劇 滝口康彦さんの…

煙に巻かれた亡霊の如き甲冑… 覚書の口上に響き渡る琵琶の音(ね)… 　　　　　　　　　　　　　　　　　 閉塞感と緊…

ロベール・ブレッソン監督作品…10作品目…。 先日鑑賞したカール・ドライヤー監督「裁かるゝジャンヌ』の感動冷めやらぬ…

〈会話と足元で構築するジャンヌ・ダルクの最期〉 　ジャンヌ・ダルクにまつわる希少な記録とされるルアンの裁判台帳を叩き…

モニカ・ヴィッティの観る アラン・ドロン共演のミケラ ンジェロ・アントニオーニ監 督作 「愛の不毛三部作」と呼ばれ…

この作品自体が虚無って感覚。 ほぼすべてが無意味に思えるショットをつなぎ合わせてる実験映画のような作品。 モニカ・…