#2022ofOdessaに関連する映画 327作品 - 7ページ目

[鬼畜夫が支配する斜めの構図] 大傑作。これは凄すぎ。二人の女性が砂浜に向かって走っていったり、片方が海に落ちて溺れ…

超絶すごすぎてワロタ。マリア・シェルが結婚した相手が結婚前からは想像もできないｸｽﾞという。冒頭とラストがいずれも海辺…

[フランス、中年オイディプスの危機と老人虐待]　0点 これは酷い。カンヌ・レーベル選出作品。俳優ロラン・ラフィットの…

突然心臓が止まったものの、なぜか生きている主人公が、鼓動を取り戻すために奮闘するコメディ。 怪しいグルに言われたその…

[マケドニア版"異端の鳥"] 嫌いじゃないんだが...19世紀のマケドニア。生まれたばかりの赤ん坊が魔女に見つかって…

You Won't Be Alone　2022年作品 6.5/10 ゴラン・ストレフスキ監督　脚本 サラ・クリモスカ…

　男はいま、約40年ぶりに故郷イタリア・ナポリに戻って来た。エジプト・カイロに妻や子を残し、勝手知ったるナポリのサニタ…

[ノスタルジーに浸って地元をかき乱すおじさん]　15点 2022年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。長年ヴェネツィアに…

他作より俗的な要素が多く感じる 記号と記号の対比関係として単純なところがあるが、それでもここまでのクオリティでやられる…

一切脈絡のない展開が終始にわたって行われ、音楽スタジオ、連結した2台の車、強盗、大自然と全てが唐突に切り替わる。誰もや…

[停止した"現在"は煉獄なのか]　90点 2022年ベルリン映画祭エンカウンターズ部門選出作品。セリーヌ・シアマやク…

【行き場のない私は「過去」から虚構を生み出す】 第72回ベルリン国際映画祭エンカウンターズ部門にて上映されたギャスパー…

[氷の歯を持つ少女の物語]　60点 ルシール・アザリロヴィック長編三作目。20世紀半ば、ヨーロッパの何処か。アルバー…

『エコール』、『エヴォリューション』の"変態"もとい"鬼才"ルシール・アザリロビック監督の新作。まさかのJAIHOで独…

①ギリシャ船 どう考えてもクズ旦那のモラハラでメンタルが破滅した妻氏の話にしか思えなかったが…。海洋漂着物の行き着く先…

ペルシャ湾に浮かぶキシュ島 海の存在 神の存在 人間の存在 イラン監督オムニバス 素朴なストーリー…

[我が心は永遠の薔薇のように]　80点 傑作。パトリック・タムの長編七作目。田舎でバーを経営するチャンには美しい一人…

見た！やっと見た！ 青みが強くて赤が強調されるような映像(撮影にクリストファードイルのクレジットが！)とか、 ジョイ・…

ベトナムの河口の村の３組の男と女の物語。静かな水面を波立たせるのは行き交う舟と、灰になってしまった男の心に再び火をつけ…

[火事が繋いだ三つの愛]　80点 対岸の火事を肴に酒を煽るという痺れる映像で幕を開ける、三つの歪んだ愛の物語。それは…

マーガレット（レベッカ・ホール）はニューヨークのビジネス・ウーマンでシングルマザー。既婚の同僚とセフレ関係だが愛情はな…

[]　60点 アンドリュー・シーマンズ初長編作品。レベッカ・ホールは『ナイト・ハウス』に続いてここでも暴力的な夫の影…

第35回東京国際映画祭　鑑賞第10作『アヘン/OPIUM』 【備忘】 マルクス主義の生みの親カール・マルクスが説いた「…

[]　10点 "宗教はアヘンだ"というマルクスの言葉の通り、宗教に関する物語を5つ集めた短編集。どの短編も笑っちゃう…

エルンスト・ルビッチのサイレントコメディもう1本。 こちらもオッシー・オスヴァルダ主演。三部構成になってます。 ①庭…

[]　60点 そろそろ破壊神オッシー・オスヴァルダの補給を。今回は淑女らしく振る舞えと言われた良家のお転婆娘を演じて…

[扉を閉め続ける男の出会い]　90点 大傑作。1999年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。マルコ・ベロッキオ長編16作…

あえてキチガイの女性に手紙の返信を読ませるラストが美しく泣いてしまった。手紙の締めが「待つだけの人生ではなく、未知を恐…

[セネガル、宗教三つ巴抗争と囚われの姫]　50点 センベーヌ・ウスマン長編五作目。キャリア初の時代劇。舞台は18世紀…

【セネガル政府「Dがひとつ多いから上映禁止ね」】 「死ぬまでに観たい映画1001本」アフリカ映画枠としてセンベーヌ・ウ…

[フィンランド、雪原のフォークロア西部劇]　70点 ニルキ・タピオヴァーラの作品に撮影監督として携わったエーリク・ブ…

雪深いラップランドで、夫を虜にしようとシャーマンの元を訪れた妻は、白いトナカイに変身する魔女となる。 フィンランドの寓…

ベルギーの女性監督ローラ・ワンデル初長編。 英題『Playground（遊び場/校庭）』 原題『Un monde（世界…

[ベルギー、学校という名の地獄]　90点 大傑作。2021年カンヌ映画祭"ある視点"部門選出、国際批評家連盟賞受賞作…

[ミゲル・ゴメス版『メメント』] ミゲル・ゴメスがパートナーのモーレン・ファゼンデイロと組んだ初の作品。22日目(と…

コロナ禍の夏の中、男2人女1人で世間から開放されたバカンスを楽しむ...映画を撮るお話 『ツガチハ』というタイトルの…

"突然に、全てを投げ出して変わりたいと思う時がある。" "それは本能的なもので、抗うことはできない。" ある日嗅覚を…

第35回東京国際映画祭　鑑賞9作『突然に』 【備忘】 映画で伝える視覚以外の感覚へのアクセス。 ーーー【あらすじ】ーー…

[]　60点 1989年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。ツルゲーネフ『春の水』映画化作品。スコリモフスキとしては『勇…

ツルゲーネフの映画化らしい。若いイケメンの地主が、素朴な町娘に恋して婚約までこぎつけるも、ファム・ファタールなナスター…

[]　70点 アレクサンドル・アストリュック監督二作目。ナポレオン戦争中のフランス。田舎の駐屯地に配属された青年将校…

良くも悪くも、というか主に悪い意味でとことん小説的な映画 この中編映画はタイトルの通りある恋に関する恐怖体験をした男…

[幻想の消防士に恋して]　100点 人生ベスト。少女バルバラは真夜中に窓辺に立つ消防士の男を幻視する。時が経ってもそ…

学校も行かずに想像の世界だけで遊ぶ少女、かといって人間関係が苦手なわけでもない。少女のオブセッション対象は消防士。木曜…

[ベルリン、バーで出会ったメフィストフェレス]　30点 2021年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。俳優ダニエル・ブ…

ダニエル・ブリュール主演＆監督作のブラックコメディ映画。 人気俳優のダニエルは、ロンドンでの映画のオーディションを受け…

“チェコ・ストップモーションアニメ最後の巨匠”と呼ばれるイジー・バルタ監督が五年の歳月をかけて完成した代表作。「ハーメ…

【必殺掃除人/笛吹の翁】 イジー・バルタのパペットアニメ作品中、その暗黒美学の頂点かな、と思うのが本作。 1284…

フィルメックス常連のカミラアンディニ監督の新作で、メロドラマです。 過去作でフィルメックスで最優秀作品賞を取って、本作…

【罪悪感に苛まれる女性の決意】【東京フィルメックス】 ■あらすじ 1960年代のインドネシアで紛争に巻き込まれ、親族や…

[イタリア、郊外に暮らす歯科医の幻想] 　40点 2021年ヴェネツィア映画祭コンペ部門出品作品。"新作に関しては基…

【サスペリアとアングスト…合体しちゃえ♪】【イタリア映画祭2022】 ■あらすじ 中年の歯科医マッシモは、新興都市ラテ…

[韓国、日曜日の男女と煙草の火]　80点 傑作。初イ・マニ。一文無しの青年ホウクは毎日曜日ごとに恋人ジヨンを会ってい…

イ・マニ(作品によってはイ・マンヒ名義あり)４枚組BOXより。コンプリート鑑賞。２作品は未登録映画に登録中。岡本敦史氏…

実験映画、シュルレアリスムの世界 廃墟に4人の若い男女がどうやら遊んでるらしい（何の遊びかは分からないｗ） 積み木…

[セネガル、不能の呪いは"西欧への羨望"？]　80点 センベーヌ・ウスマン長編四作目。最高傑作と呼ばれる同名自著の映…

セネガル製社会風刺映画 イスラム教の実業家として栄え、西洋の習慣を多く取り入れている彼は、若く美しい女性を3番目の妻…

[アルメニアの美しき自然に捧ぐ]　100点 人生ベスト。19世紀から20世紀にかけて実在したアルメニアの修道士であり…

ドン・アスカリアン追悼（1949年 - 2018年10月6日） これがまた意外と忙しない。ロケーションで見せ、台詞少…

[タル・ベーラ世界で犯罪捜査]　90点 大傑作。社会主義政権が崩壊した90年代ハンガリー映画界でタル・ベーラと並び称…

同時期に長回しに目覚めた同郷のタル・ベーラ同様モノクロの長回しに拘ったこの作品、まさにタルコフスキーだとかキアロスタミ…

[]　70点 1988年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。ストックホルム症候群の例として頻繁に挙げられる、パティ・ハー…

ポール・シュレーダーが「Mishima」（1985）に続いて監督した事件実録映画。1974年、新聞王ウィリアム・ランド…

[カザフスタン、大人も子供も暴力まみれ]　90点 大傑作。2013年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。エミール・バイ…

新作でエミール・バイガジンがヴェネチア受賞を果たし、その作品が東京国際映画祭で上映されるということで、この作品を思い出…

[リティ・パンはお怒りのようです]　0点 2022年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。リティ・パンは前作『照射された…

リティパン監督最新作でベルリン国際映画祭でも受賞して、気になっていた作品がフィルメックスで上映です。 新作はフィルメッ…

["僕のフィアンセは世界で一番可愛いんです"]　60点 マリア・シュナイダー映画祭その3。美術学生マリア・シュナイダ…

ルネ・クレマン晩年の四本はすべて「唐突に平凡な日常が揺れ、犯罪に巻き込まれる」サスペンス映画。ルネ・クレマン最後の映画…

コロナ禍初期のロックダウン下でタイ・チェンマイのホテルで足止めをされている宿泊客の交流と人間模様を描いた香港映画。2年…

東京フィルメックス 特別招待作品 『北京の自転車』『在りし日の歌』のワン・シャオシュアイ監督新作。 『在りし日の歌…