今日も喉が痛い

バスケット・ケースの今日も喉が痛いのレビュー・感想・評価

バスケット・ケース(1982年製作の映画)
4.1
ベリアルお兄ちゃんっ!

低予算の都合で急にストップモーションになったり汚いニューヨーク汚い安宿が画面に映し出されるんだけど、やっぱりこの時代のニューヨーク良いなぁ。行きたくはないけども。
そのニューヨークを舞台に復讐あり恋愛あり兄弟喧嘩ありと愛憎渦巻く兄弟映画でした。
ベリアルって名前は堕天使の一人で悪魔たそうですね。その悪魔の様なお兄ちゃんの悲しみっていうんですかね、いつも一緒だったのに俺を置いてお前だけ恋をセックスをするなんて許さん!と憎き女を殺して前後運動をしてしまうベリアルお兄ちゃんの悲しさったらないね。悲しさったらないけど監督がどうかしてるよ。笑

兄弟喧嘩の末、お前のチンコよこせ!とばかりにキンタマを鷲掴み持ち上げ、ホテルの窓を突き破りネオン看板にしがみ付く姿は、弟の首を絞めながらも弟を落とすわけにはいかない助けたいとも取れる名シーンでした。