鍋レモン

バスケット・ケースの鍋レモンのレビュー・感想・評価

バスケット・ケース(1982年製作の映画)
3.3
⚪概要
奇形人間が自分を殺そうとした医者に復讐するという恐怖映画。

⚪キャッチコピーとセリフ
“切り離されたシャム双生児の復讐。隣の席に、握りしめる手がほしい。”

「まるでつぶれたタコみたい」

⚪感想
ホラー作品。

凄いテイスト。

色々ツッコミどころはあるけどこれはこれで良い。
でももう少し兄弟としての友情の演出があれば良かったかな。ベリアルになんの感情移入もできずドゥエインの方が可哀想って思ってしまった。

前半めちゃくちゃ眠くなったけど後半面白かった。
個人的には30分くらいでまとめたの観たい。それが倍速。

ベリアルのビジュアル。
肉塊よりもほぼ粘土で贔屓目でみても普通に化け物。
叔母さんより父親の反応の方が正しいと思う。
ストップモーションでなかなか頑張ってる。

血糊増し増し好き。

ホテルのおじさんドゥエインたちが来たことによって精神病院になってしまって可哀想。

カーター医師を演じた女優さんの迫真の演技が凄すぎて少しスコア上がった。表情とか凄かった。かっこいい。

みんなやたら叫ぶので音量注意。

今の時代には放送・公開できなそうな内容。

あらすじだけでお腹いっぱいになったので続編の2と3はやめときます。


⚪以下ネタバレ



ベリアルの移動を何故かドゥエインの全裸疾走で表現させるの謎すぎ。

ベリアルなんで生きてんのか分からなすぎる。
そもそもほぼ脳みそみたいなところに注射刺された上に切り離されてゴミ袋に入れられたのに生きてんの異常すぎる。恐らくベリアルはドゥエインとは違って切り離されたあと縫われてないでしょ。生命力よ。
しかもジャンプ力や攻撃力ありすぎる。ドゥエインの股間掴んで持ち上げてたもんね。

⚪以外ストーリー
ドゥエインは兄であるベリアルの復讐に手を貸す。時系列的には手術を指示した父親、手術をした医師3人。途中で受付嬢のシャロンにドゥエインが恋をするもベリアルが邪魔をし、最終的にはシャロンまでベリアルが殺してしまう。怒ったドゥエインだがベリアルとの乱闘の末2人ともホテルの窓から落ち死亡。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。
鍋レモン

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