MIDNIGHT

バスケット・ケースのMIDNIGHTのレビュー・感想・評価

バスケット・ケース(1982年製作の映画)
5.0
““暴れろシャム双生児!進撃のキモかわ奇形児お兄ちゃんinバスケットケース!!””

バスケットケースの中に収納されたシャム双生児の片割れ(兄)が暴れるB級ホラー

笑えば良いのか、怖がれば良いのか、はまたま泣けばいいのか……
バカバカしさの中にも考えさせられるものがある傑作

おっぱいモミモミ乳首ツンツン!
弟のガールフレンドを殺してヘコヘコ腰振りしちゃう奇形の兄!

そのシーンいるか!?
チンチン振り回しながら夜のNYを駆ける主人公!

…電車の中で笑いを堪えるのが大変なくらいのバカバカしさは流石ヘネンロッター監督

監督に何処までその意図があるのか謎だが、結果的に障害者の人権問題にもフォーカスされているのは見事。
本作がB級の中でも特出した作品たる所以だ

何とも言えない切ないラストも魅力的。こういう風に着地するとは…

…一味二味違うB級ホラーを楽しめる愛すべき一作でした
MIDNIGHT

MIDNIGHT