こーた

ゴースト/ニューヨークの幻のこーたのレビュー・感想・評価

4.0
往年の名作。NYを舞台にしたラブファンタジー。
証券会社で働くサムは恋人のモリーと同棲をはじめる。全てが順調見えたが、劇場を観覧した帰り道、サムとモリーは強盗に襲われ、サムはモリーを守るために命を落としてしまう。サムは自分の亡骸を見つめ、自分が死んだことを理解する。
ゴーストとして自分亡き後のモリーを見守るサムだったが、彼女の留守中に自分を殺した強盗が入ってきたことをきっかけに真相を暴こうとする。霊媒師オダ・メイの協力を経て、モリーに危険が迫る事を伝える。モリーはサムの親友だったカールや警察にそのことを伝えるが、信じてもらえない。カールが協力すると言い、サムは彼と共に強盗の元を訪れるが、なんと強盗はカールとグルだった。カールは闇組織とのマネーロンダリングのために結果的にサムを殺したのだった。怒りに燃えるサムだが、自分は何もできない。さらにカールはモリーまで誘惑しようとする。その時、サムは自分が物体に干渉できることを知る。
電車の呪縛霊?に念の使い方を教えてもらったことで、サムの復讐劇が始まる。サムはオダ・メイと協力し、マネーロンダリングに使われた400万ドルの口座を解約。カールは途方に暮れ、サムの霊的脅しにより追い打ちをかける。どんどん後がなくるカールはモリーを人質にとって打開しようとするが、強盗と同様、悲惨な最期を迎えるのだった。
役目を果たしたサムは、天からのお迎えと共に旅立つ。モリーに口付けをして…。
オダ・メイにサムが憑依するシーンは何とも美しい時間。見ているこっちがこのまま時間止まってくれ〜と思う。
そしてデミムーアが本当に美しい。I love youとDitto.
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