ゆかちん

アイランドのゆかちんのレビュー・感想・評価

アイランド(2005年製作の映画)
2.9
「あ、今日配信終了でユアン・マクレガーとスカヨハが出てる映画がある!」
…と見始めたら思ってたより長くて最後の20〜30分で終わるところでタイムアップとなり、途中でプチッと見れなくなったこの作品が、再びNetflixに!笑。
そしたら、ちゃんと途中で止まったままになってたので、ちゃんと途中から再開できた。
ストーリー思い出しつつ、そうやそうやとなる。
まあ、話の終わりは見えてたのでタイムアップも仕方ないかと思って諦めてたんやけど、最後も盛り上がりポイントなんやね。
てか、その前のカーチェイスも凄いなとは思ってたけど最後めっちゃ爆破するやんて思ったら、これマイケル・ベイ監督なんやな笑。
なるほど破壊王。

前見た時は、ひたすらユアン・マクレガーはカッコいいし、スカーレット・ヨハンソンは美しいという印象でして笑。
てか、スカヨハめっちゃくちゃ美人。
圧倒的な美!!!
美人ヒロイン役全盛期やろか。
でもなんかお人形さんみたいな感じ。
MCU出てから、ただの美人というより強かったり、主張のある役が多い気がするけど。

SF映画で近未来。
問題提起でもあるのかな。


2019年。地球の大気は汚染され、生き残った人々は、徹底管理のゆき届いたハイテクなコロニーで暮らしていた。ここに暮らす全ての住人の夢は、唯一汚染を免れた自然豊かな美しい島「アイランド」に移住すること。しかし、誰でもアイランドへ行けるわけではなく、コロニーでは毎日抽選が行われ、運よく当選した人物だけがアイランド行きを許されるのだった。
リンカーン(ユアン・マクレガー)もコロニーに暮らす1人であり、そして今日もまた抽選に外れては肩を落としていた。コロニーでの暮らしは安全且つ快適だが、下界は汚染されているため外には出られず、唯一の楽しみは施設内の女性棟に住むジョーダン(スカーレット・ヨハンソン)と時折会話を交わすことだけ。リンカーンはそんなコロニーに疑問を抱きーーー。



ネタバレしながら感想↓↓


コロニーの謎が明かされ、そこからの駆け引き逃亡劇。
人間が長生きするために、臓器交換出来るように。その人自身の臓器なら、適合するし…てことでクローン人間を大金かけて作る。
クローン人間はコロニーで生活し、契約者が必要な時に必要なものを摘出した後、殺されるという。それがアイランドへ行くということ。
人格を持ったクローンもの。
クローンだからといって、モノみたいに扱っていいのか?という。
ブレードランナーとかも根本はこういう話よな〜。
技術が発達するからこそ、その倫理観が問われ出す。


色合いが独特。
外の世界もどこか夢見心地な色彩。
青と白のイメージで明るいし、クリアなんだけど滲んでいるというのか。
コロニーの中のデザインも洗練されてた。

設定とかデザインはスタイリッシュ。
前半は、徐々に深まるコロニーの謎明かし。
後半は、マイケル・ベイの本領発揮で大アクション!
本当の人間社会での派手なアクションになりわラストはクローン施設へ戻ってクローン達を解放するという。


クローン人間も生き残るためには手段は選ばないというのはわかるけど、元の自分殺したり、沢山の人を殺してるのは、少し引っかかった。中でも、協力してくれた人が亡くなるのは悲しみ。
でも、協力してくれた人は別だけど、契約者とかは自業自得といえばそうなのかなぁ〜。
こうなるから、人間も気をつけなさいみたいな。

今やシリーズものとかアクション映画にも出てるジャイモン・フンスーが寝返る傭兵として活躍してた。カッコ良かった。最後は黒人の肌と肉体美がすごく魅力的に映るような、汗と光の加減の撮り方やった。

ユアン・マクレガーの演技はやっぱ魅力的。
リンカーンと、リンカーンを作った本来の人間である契約者と一人二役。
本来の人間である契約者のときはスコットランドアクセントやったな。
スカヨハ、ほんと美しい〜〜〜。
ため息ついてまう。

最後、解放されたクローン人間たち。
壮大な景色のもとに。
でも、あんなに沢山のクローン人間がなだれ込んだら、どうなるんだろうね…。
ゆかちん

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