まいちょ

アイランドのまいちょのレビュー・感想・評価

アイランド(2005年製作の映画)
2.4
映画の良かったところ:スカーレットヨハンソンとユアンマクレガーの表情がすごくいい。
知能レベル15歳が現実世界に触れてたくさんの初めてを経験するときの感動とか、発見とか、疑問とかそういういろんな感情がかなりうまく表現されてたと思う。

映画の設定として気になるところは多々あり。
まずめっちゃ法律違反してるやばい施設なのに警備があまい!!
製品に記憶が宿るなんていうシステムエラーが発生するなんて想定してなかったんだろうけど、にしても結構あっさり逃げられてたところが気になった。
あと知能レベルが15歳だとして、男女の接近を控えるっていっても、性欲は生まれるんじゃないかと思う
主人公とヒロインは、現実世界に出てから性と向き合ってたけども、あの施設にいる時から男女が生活してたら絶対そういう気持ち出てくるだろうと思う。
私が施設の管理をするなら男女が絶対会わないようにする。
でもそうすると製品としてうまく育たないのかな、わからん。


こんなことが現実に存在するのかなと思ったりもするけど、クローンがあんな無下に扱われるのは心が痛すぎた。
施設で働く職員の目つきとか対応とか見てても、どんな感情で働いとんねんって思う

でも現実世界にもし存在したら、絶対あのような人間もいるだろうな。
人間の本能について、ぞっとする部分と神秘的な部分が一変魅せられて複雑。
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