ゆいはん

アイランドのゆいはんのレビュー・感想・評価

アイランド(2005年製作の映画)
4.0
2019年、地球全体が汚染されてしまい人類は隔離された施設でしか生きられなくなった。食事を含め生活面はすべて保障されており、安全を確保してくれるためにその施設は監視下の元にすら置かれている。人類は汚染されていないアイランドと呼ばれる楽園への移住を夢見ていた。そのアイランドは当選制となっており、選ばれた人間だけが楽園と行ける。主人公はその施設で3年間生活しているリンカーン・6・エコー(ユアン・マクレガーさん)。施設で生活をしていく最中、リンカーンは施設内で生きている虫=汚染されていない生物を発見し、疑念を抱くようになる。

現代ではIPS細胞などが発表されており、別世界として見られなかった。これから先の未来でも起きてもおかしくない物語。これが2005年公開作品だと思うと、当時の発想力にも驚かされる。話の構成もおもしろく、主人公がどのような結末を迎える非常に気になった。2時間以上に及ぶ作品だが、最後まで飽きることなく鑑賞できた作品。
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