時代が求めるミライの学校とは。
まず「文部科学省選定」
というのが笑える。
アンチテーゼか?
文部科学省が、ここに登場する学校を大いに推奨するというのか?
だとしたら、これからこのような学校を全国に増やすよう指令を出すべきだ。
この学校のスローガンは「まず子どもをしあわせにしよう。すべてはそのあとに続く」。
子どもの主体性を信じ、ひとりひとりの個性を尊重する"日本で最も楽しい学校"です。
将来のために今を我慢しない。いまここのしあわせを重視する。
デジタルではなく、生身の体験を積み重ねる。そこから叡智を得て、考える力や行動力を身につけていく。
認知能力ではなく、非認知能力を高めることが、結果的に生きる力が育ち、認知能力も高まっていく。
どのような時代になっても、よりよくしあわせに生きていくために、このような学校で学びたい。
小学4年生の女の子の言葉が印象的。
「この学校では、私は私でいられるの」
辻信一さんの言葉
「子どもの村の卒業生たちは、自分の頭で考え、『問う力』が際立っていましたね」
教育関係者はもちろん、親も見るべきドキュメンタリー。
大人の思考回路が変わらなければ、このような学校はつくれないから。
こんな学校には通わせたいと思う大人が、まず増えることを願うばかりだ。
そうそう、まずは選定した文部科学省の人たちに観てもらって、今後の教育政策に役立てていただきたい。はは。
彼らはいったいどう考えるのだろう?
私は観ながらなんだか泣けてきちゃいました。
子どもの村学園の子どもたちの成長の姿に。
自らが授けられてきた学校教育を思い出し。
そして、今の学校と幸福度の低い子どもたちの現状を思い...。