きつね

母性のきつねのレビュー・感想・評価

母性(2022年製作の映画)
4.9
12年前の湊かなえデビュー作品の「告白」の衝撃は今でも忘れられないし、中島哲也監督の同名映画は邦画最高傑作の1つに数えて良いものだと個人的には思っております。

そんな自分がこの「母性」を楽しめるのかとても不安でしたが、そんな心配は取り越し苦労でした。

戸田恵梨香、永野芽郁、大地真央、高畑淳子、みんな演技レベルが高すぎます。

母と娘、母性の歪み、めちゃくちゃ闇深くそして恐ろしく表現されていて大好きでした。

娘の少女時代を演じた子役の女の子もとても上手でした。

マイナスポイントとしてはJUJUの主題歌ですね。

本作品に合っていないと感じました。

娘の彼氏のトオルくんめちゃくちゃタイプでした。

小説未読なので小説も読んでみようと思いました。
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