赤ちゃん97歳

母性の赤ちゃん97歳のレビュー・感想・評価

母性(2022年製作の映画)
4.1
さすが、原作が良いので凄まじい。

恋愛関係とか友達関係、様々な物語があっても、最も濃い関係性が親子・親族。だからこそ更に感情にずっしり来るものがある。親子関係の破滅は失恋の痛みにも似てる。他人でない分かなりの重みと言うことが伝わる。

ラストの奇跡のマッチング劇には戦慄する。湊かなえの脳内はほんとにどうなってんだか‼️女に2種類あるというのは、なんとなく聞いた事がある。母か女か…でも母か娘かもかなりの納得。

大地真央の演じる完璧な母親像も、素直に見る事ができず、かなり不気味で最高。戸田恵梨香を作り上げた過去を想像してしまう。笑

語りがあるお陰で、小説感があって私はすんなり観れた!音楽も相まって映像化賛成!!!!!!まじおもれぇ〜!キー‼️‼️‼️

初見母性読んだ時、「春にして君を離れ」に近ぇじゃねえのよ!となった、私ゃこっち系好物やねん。