名前を呼ばれるっていうのは、愛が伝わる行為だな。娘の名前が判明した時、初めて母に母性が芽生えた気がした。
大地真央のお婆ちゃん、めちゃくちゃ安心する口調で、この母に好かれたいとする戸田恵梨香が分かる気がした。
母の娘でありたい戸田恵梨香が母になる成長物語にも見えた。それに振り回される永野芽郁はたまったもんじゃないけど。
そして、父親が本当にダメすぎる。自分の母にも物を言えず、嫁に助けを出す事もできず、挙げ句の果てには不倫して。落ち着いて話せば大人なのか?娘に言い負かされてるのに、学生運動の延長線上で生きて勝ち組気取っていて可哀想でしかなかった。最後まで離婚してなかったのもスッキリしない。地獄を見てほしい。