このレビューはネタバレを含みます
一見祖母(大地真央)は良い母であり祖母であったような気がするが、母(戸田恵梨香)があんなにも親の顔色を伺うようになってしまった原因は祖母にあるんだろうと思った。
母性は先天的に身に付くものではなく後から努力して身に付けていくものだという主張には同意する。母性や父性に限らず大人としての自立心と言い換えても良いと思った。
祖母が育てた母は何歳になっても自立心が育たず、一方で母が育てた娘(永野芽郁)は高校生の頃から既に自立していたようにも見えることから、子育てはあまり過保護にやると自立を阻んでしまうのかな、という印象を受けた。
