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母性の75のネタバレレビュー・内容・結末

母性(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

愛のあるべき姿はないんだと思わされる映画だった
"愛を育む"ということを教えてくれる内容であった
言葉では愛情は注げない、行動それこそが愛に繋がる
証明するために必死で言葉で補おうとするというフレーズがこの映画をひっくるめてると思う
母があのような愛し方だったからこそ、娘はあのように育ったと言っても過言ではない
最後のりっちゃん達で、ますます絶対愛というものはないなと思ったし、信じたらそれはもう愛なのでは?とも思った
最後の亡き母の言葉の植え付けがゾワっときた
対照的に描かれた人物像、湊かなえの特有のすれ違いがわかりやすかった
戸田恵梨香の表情の振り幅がすごくて見応えがあった

23.8
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