光好尊

母性の光好尊のレビュー・感想・評価

母性(2022年製作の映画)
3.9
素朴に言って、家族というものの嫌なところがぎっしりと詰まった映画で非常に不快で良かった。

大切にしすぎて依存するとよくないし、逆に大切にしすぎず薄情なのもよくないと言うとありきたりな言い方だが、アリストテレスの「中庸(メソテース)」は本当にシンプルで重要な概念だと思う(登場人物の関係の多くは共依存に見える)。
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