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大河への道のうさぎのレビュー・感想・評価

大河への道(2022年製作の映画)
4.3
衛星写真などのない江戸時代に、自らの足で測量し、現代とほとんど変わらない日本地図を作り上げた伊能忠敬とその弟子たちの功績の前にして、涙を流さずにいられようか!

しかし、伊能忠敬が日本地図を作り上げたと思っていたが、実は完成の3年前に亡くなっていた⁉︎という驚愕の事実があった!弟子たちは、伊能忠敬の死を隠し、日本地図の完成を急いだ。この日の目に当たらない弟子たちの功績を、千葉県香取市の「伊能忠敬の大河ドラマをつくる」というミッションの中で描いていくという、面白い演出!

落語家の立川志の輔が描く新作落語を映画にしたとあって、クスッと笑いたくなるシーンが満載!

さらに、中井貴一、松山ケンイチ、北川景子、西村まさ彦、橋爪功、そして、草刈正雄という豪華な俳優陣!彼らの演技力が光る!

現代と江戸時代を同じ俳優陣が演技していくのも面白い!

脚本も演出もそして演技も、なかなか見応えある映画に出会えた!
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