ちゃあさん

大河への道のちゃあさんのネタバレレビュー・内容・結末

大河への道(2022年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

ちょっとコメディ寄りの役の中井貴一は最高なのよ!演技っぽい演技をするというか、大好きです。二度見のシーンをやらせたら右に出る者なしw
役所広司なんかもそうだけど、ずっと見てられる。次はどんな演技をするのか楽しみなんだよね。

さて、本編ですが、志の輔師匠の落語が原作なのですね。見終わって知りました。
どおりで、ちょっと無理くりしすぎな部分、ギャグパートやラストの泣かせの人情話も落語的だな、なんか変だなと思ったんだー。
県知事との面談の時の、「かたじけ…いや、恐れ入ります」は実際の落語だと爆笑なんだろうねw

でもラストのラストのオチが少々好みではない。
なんだかな〜な感じ。
フェイドアウトでエンドロールに入るのもダメ。スパっと切れば映画的カタルシスがあって良かったのに。

松山ケンイチの役は彼でなくてもいいなーとずっと思いながら見てた。仲野大賀くんがよかったな。

文句ばかり並べたが…

最近、暗い日本映画ばかり見てるので、たまには今回のような見やすくておもしろい作品もいいですね。