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大河への道のkamekichi313のレビュー・感想・評価

大河への道(2022年製作の映画)
4.0
⭐︎日本で初めて地図を作った伊能忠敬をテーマにした設定はこれまでない斬新な視点で、伊能忠敬が本当に地図を作ったのかという疑惑とその真相を解く要素もあるので終始忠敬の話題でもどんどん入り込める。
⭐︎現代と、伊能忠敬が生きた時代とが並行して描かれていくが、全く同じ俳優たちが2つの役柄を兼ねているのが、不思議な繋がりある配役含め、面白い発想だった。でも、時代が違うのに変わらず現代的な話し方だったのが気になった。
⭐︎中井貴一のトンチンカンな芝居が笑える。驚きででる裏声が絶妙。
⭐︎北川景子の着物姿が美しい。着こなしも体型にぴったり合っていて、色や組み合わせも良かった。
⭐︎鮮やかで見事な地図のCGは見どころ。上様が地図を見るシーンは、スケール感があって目を見張る。
⭐︎意外にラストがスッと落ちて終わるのも趣深い。
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