原作小説を読了済みなんですが、こちらの映画版は……
終始スベリちらかしてて途中から変な汗出てきました。。。
原作は面白いんですけどねぇ。。。
元の小説は全四編ある短編集で、
その中で赤ずきんが探偵役として登場するんですが、
この話は『シンデレラ』がベースになっているので、見た人は「タイトルが赤ずきんってなってるけど…？」と意味不明なのでは。。
そして、原作にはこの妙なテンションのギャグは全くなく、
おそらく堤監督の『トリック』の影響から
近年、ミステリーとギャグを掛け合わせるようなテイストが流行っていて『屍人荘の殺人』などもさんざん原作レイプされてましたが…
あの『トリック』のテイストは堤監督だからこそできる芸当なので、
この風潮が早く消え去ればいいのに……と思っています。
衣装やセットはめちゃ凝ってるのに、なぜか画面が貧相で…
これならば、映画でやるよりドラマでやるべき（全8話で２×4短編）だったな、という思いです。
