究極のすれ違いクライム・アクション
ガイ・リッチー監督の初期作にして傑作。あの頭と声に愛着があるジェイソン・ステイサムの映画初出演作でもあります。若かりし頃でも安定のカッコ良さですね。物語構成としても非常に巧みで、前半は大勢の登場人物達のやり取りをゴチャゴチャ描き、終盤になるにつれ観客を裏切る展開へと進みます。そして笑いと音楽が最高なのも本作の優れる点。
このあまりにも偶然すぎる展開はタランティーノ感を醸し出していますが、ガイ・リッチーのものにしています。見事！！
悲劇を喜劇で描く本作は余計な描写が一切ないスタイリッシュに相応しい作品でした。
隣の部屋との壁が薄いのは色々と大変なことになるかもしれませんね。。
