Screen7

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズのScreen7のレビュー・感想・評価

4.5
ギャングやマフィアが入り乱れてあちらこちらでワチャワチャする群像劇。ガイ・リッチー映画で1番好きかも!大金、麻薬、銃などそれぞれ目的があって犯行に及ぶから、サプライチェーンの下流でグチャグチャになって回収不能かと思いきや片付け上手。複雑に絡み合ってるけど、わざわざ一時停止しなくてもちゃんと理解できる。複雑なのにシンプルという矛盾が成立してるのが本作の脚本の凄さ。改めて面白かった〜!
今となっては"不死身の最強の男"という大衆イメージのステイサムだけど、本作では間抜けな4人衆の中の1人で新鮮だったなぁ。脇が甘くてちょっと抜けてる登場人物によって、"重厚すぎず気軽に楽しめるクライム映画"に仕上がっている。
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