magnolia

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズのmagnoliaのレビュー・感想・評価

4.1
子育て

『Gentlemen』を先に鑑賞、なので、それの若造版
中盤であれよあれよという間に混沌としていき、ラストへ向かって畳みかけられる「予想外の解決」がたいへん『Gentlemen』的で、スリルと笑いの絶妙な絡みが面白かった、選曲とタイミングに毎回ハッとする

強いて言えば中心の4人が、3人でもいい感があり、そこは『Gentlemen』の方が激しい混沌を厚く支えるキャラ立ちの良さがある(それは経年による進化を感じられて、また良い)

こちらは父と息子の「子育て」が秘かな特徴。取り立て屋親子とバーの親子。全然泣かせる要素はない、置かれた状況で最大限息子を愛してる感じが可笑しく清々しい。スティング様の、あの骨ばった眉を活かしたカッコいい親父像、震える!

[ i choose my words VERY carefully, you tell Harry to go fuck himself ]
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