灯台守をしていた祖父を亡くし、悲しみに沈むキーガンは近所に住む少女モヤに導かれて、川を守護するシカ達が集う場所へ誘われる。リバーダンスやスポーツを通じて交流するキーガンとシカの精霊達だったが、シカを付け狙う存在が現れて…な話。
残酷描写は極力控えめで、伝えたい主題も昔ながらのキッズ向けな感じなんだけど、アイリッシュ音楽に載せたリバーダンスシーンがなかなか見応えがあり新鮮にも感じる自分成長映画。
そこそこのテンポながらも物悲しさも感じさせる曲は美しいし、祖父の葬式で近所の人が披露したりシカの精霊達が見せるリバーダンス(足の動きだけで踊るダンス)が目新しくて耳にも心地いい。
伝承とされていたことが事実だった…！という展開は面白いものの、CGがキレイすぎて作り物っぽく見えてしまうのはやや残念に感じた。
大人は心を浄化したい時に観るといいリハビリになるかもしれない。
