シカゴ国際映画祭にて。
「チャンブラにて」のジョナス・カルビニアーノ監督作。
A Chiaraはイタリア語で「キアラへ」の意味だった。
イタリアのカラブリアを舞台にした「地中海」「チャンブラにて」とともにカラブリア三部作と紹介されていた。
15歳の少女キアラが愛する父の本当の姿を知る。
そもそもよく15歳まで知らずに来れたなと思ってしまった。
親が必死に隠していても、金回りの良さや周囲の入れ知恵とかでなんとなく勘づいたりしなかったんだろうかと。
事件が起きたショックと隠された秘密も知ってしまうダブルパンチ。
動揺どころではないと思う。
それだけにとどまらず、父のいざこざの余波を受けさらなる困難が待ち受ける。
家業と少女の日常の間、スリラーにもなりそうな出来事もありつつ、キアラはどう心を整理し成長していくのだろう…