かんやん

私の帰る場所のかんやんのレビュー・感想・評価

私の帰る場所(2021年製作の映画)
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全米図書賞を受賞した柳美里『JR上野駅公園口』は、ポエム化した言語によるホームレスのモノローグであったけれど、こちらは映像ポエムによる、アメリカ西海岸ホームレスのポリフォニー。やはり違和感があることはある。なんでこんなにキレイに、感動的に仕上げようとするんだよって。

そういえば、『ノマド』も映像美の映画でしたね……。

とはいえ、彼らの顔が、肉体がそこにあるというのは、インパクトがある。ある意味、言葉よりもずっと雄弁に語っていると言えないだろうか。
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