MizueTakadaka

金の糸のMizueTakadakaのレビュー・感想・評価

金の糸(2019年製作の映画)
2.6
いやぁ…全く
どんな映画か知らなかったんですけど
岩波ホールが閉館すると聞いて
その前に行っておきたいな…
という理由だけで
観にいったわけです

ジョージアの映画で
90歳超えの女性監督による
作品だったようです

ちなみにジョージアという国が
どこにあるのかも知らないという
有様の私が観に行きました

ロシアの南西あたりの国のようで
ロシアともいろいろとある国のよう…

政治的な歴史に纏わる内容も
あったので
お国事情が全くわからない
私には何だかわからない部分が
多かったです…(^_^;)

元作家で割と自由主義な考えで
生きてきたとおぼしき
高齢の女性が主人公で
足を悪くして引き篭もって生活を
してるところに

娘の旦那の母親が
ボケて来てボヤ騒ぎを起こして
心配だからと
一緒に住むことになりまして

でも、その
娘の旦那の母親は
もともと政府関係の仕事をしていて
政治的立場でも
主人公とはソリが合わず…
イライラする日々が始まり

老いて電話で再会した元恋人が
昔その娘の旦那の母親に
ちょっかいを出していたことが
判明して…といったあたりの
バトルはちょっと面白かった

あと、昔の恋人役の男性は
高齢でもむっちゃカッコよかった

テーマとしては
ムカつく奴でもいないと
寂しい…
価値観が違っていても
そういうもんだと受け入れないと
自分自身が惨めになる…
みたいな内容なんかな…

たぶん監督さんの
重ねてきた人生が詰まった
作品なのでしょう…

ただ、私としては
主人公の女性…家の中で
杖であれだけ歩けてたら
まったく引き篭る必要がないので
そもそも、そこが変だよ…って
ず〜っと思ってしまってましたわ(^_^;)
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