かつて数々の名作映画で特集効果やらを手掛けたストップモーション界の巨匠が30年の歳月をかけて完成させた映画となれば、さぞやメジャーな作品が出来上がるのかと思いきや。
驚異的なまでにグロテスクで汚らしくおぞましくも魅力的なカルトムービーが出来上がってしまった。
監督に一切の制約も無く好きに作らせたらこれが出来上がるって凄すぎる。作家性の大爆発を垣間見れる稀有な一作。
全編台詞や説明が全く無いので内容がマジで微塵も解らなかった。
なのに視覚的な情報量が過多なので観ててめっちゃ疲れる。
頭に電撃を流されながら延々と糞尿を垂れ流し続ける巨人のシーン好き。