外出するにはちょっと強いかなくらい（ハーフ以上）のLSDを勇気を出して接種し当然バッド入るも途中から世界の仕組みとかわかっちゃって悟り入ってきちゃう系の映画
LSDを接種するとたちまちストーリーが立ち上がってくるという作品が世の中には少なからず存在する
そのためそういう作品はカルト的に人気を得たりするがどう頑張っても素面では理屈で分かった気にしかなれずまた理知的な（特に日本人）人はあまりドラッグを嗜まないので言語化や書籍等で詳しく解説される事もあまり無いので一般に理解されることの少ないのが少し寂しいところだ
そういう理解が深まらなければ多様性という言葉は表面的なものにしかなりえないし大麻使用罪などという民主主義を真っ向から否定したバカげた決まり事ばかりの世界が進んでしまう
これはあらゆるマイノリティの問題で排除して周縁に追いやれば自己責任という呪文で片付ける行為がもはやメソッド化している世の中を野放しにしといていいわけねえだろばかやろー！
と、隣で見ていた映画好き大学生風の二人連れが飽きたのか何度も時計を見ていたのでそんな事を思ったが彼等にとって得心の行く作品がある事を心から願うし絶対にある
そんなわけで当然万人に薦められる作品ではないが一つの極地である事は間違いない
ハマる人はハマるしハマらなかったとしても上映時間が長いわけでもないし特に文句は出なそうな良い立ち位置
カウンターカルチャーアカデミー賞は必ず受賞するだろうがそんな賞は無いし否定してこその分野
