ゆず塩

グレイマンのゆず塩のネタバレレビュー・内容・結末

グレイマン(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

【あらすじ:ふとしたきっかけからCIAの悪事の証拠を手に入れてしまったCIAの工作員・シックス。CIAは、証拠を取り返すためシックスの恩人と恩人の姪っ子を人質にとり、シックスの命と証拠を狙う。シックスは、証拠を守りつつ、人質の救出をめざす】

ざっくりやっていることは、これだと思う。
映画としての見どころはアクションで。
Aをしたい主人公→アクション→Bをしたくなる主人公→アクション→……
みたいな感じでずっと進んでいった印象。
もちろん、そこにいろんなキャラクターが関わってくるのだけど。
全体的には、シンプル……かな。
「本当にこのキャラクターは、この時こうするのかな?」という疑問が生まれなくもないが(仲間の女性とか、本当に主人公助けるのかな?)。

【テーマ:正義のために悪行を行っても良いか?】

いや、実はあまりよく分からなかったけれど。
主人公の背景とか、CIAのやっている事とかを考えると、善悪の話かと思うのだが。
あまり上手に物語と溶け合ってる印象はしなかったかも。
人間ドラマよりも、アクション色が強いからなのかな。
もっとこう、ガツンと来てほしかったかも。

【その他】
ライアン・ゴズリング(吹き替え:内田夕夜)が見たくて見たので、一応満足。
カッコつけてボケたこと言うのが好き。

敵役が、みんなから「サイコパス野郎」とかって言われている割に、普通に残虐なやつ、って感じなのが肩透かし。
キャラクターを上手く造形しきれなかった、ということか。
もっと強烈な悪役にできたらいいのだけど、まぁ、難しいのでしょうね。キャラクターつくるのって。

印象としては「すっげぇお金かけてアクション映画とったぜ! ドヤ!」って感じの映画でした。
ゆず塩

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