予告の時点でアクションに惹かれるものがなかったけど、「インフィニティ・ウォー」はアクションとしても傑作だと思うから一抹の期待を抱いた。
結局期待以上のものは無かった。
ルッソ兄弟のMARVEL以降の作品、「チェリー」もこれもこんな事出来ますよっていうシーンの連なりにしか見えない。
アクションに燃えさせる為の細かい演出がないんだよな。
登場人物も記号的。
ライアン・ゴスリングは良かったけど、それも結局「ドライブ」や「ブレードランナー2049」とかの積み重ねを感じさせる役柄だったからだと思うし、クリス・エヴァンスは新境地みたいな感じだけど「ナイブズ・アウト」の方が遥かに輝いてた。
ダヌーシュは良いシーンしか貰ってねぇな。
あとドローン撮影を見せつけるなら「アンビュランス」ぐらい派手に開き直ってやってくれないと、ここドローンかな？と感じさせるぐらいで飽きちゃう。
せめてライアン・ゴズリングが「ファースト・マン」ぐらい静かに孤独を孕んでる様に観せてほしかった。
