サトタカ

グレイマンのサトタカのレビュー・感想・評価

グレイマン(2022年製作の映画)
4.4
個人的にライアン・ゴズリングは、「ドライヴ」のドライバー、「オンリー・ゴッド」のジュリアン役が大好きなので、「グレイマン」のシックスは完全に大好物。他に比べるとすこしキャラが軽い感じになってるのもよかった(ウィンクたまらん)。銃を放り投げるときは、マガジン抜いて、薬室内の弾を排出するのかっくいい〜w。

アナ・デ・アルマスは「007/ノータイム・トゥ・ダイ」でのパロマよかったよねぇ。根本的に明るくて脳天気な雰囲気があるのがすばらしい。

ロイド役のクリス・エヴァンスは、「キャプテン・アメリカ」や「アヴェンジャーズ」のルッソ兄弟が監督だからそのからみもあって出てきてるのかな?
ほんと鍛え上げられたいい身体でアクションもキレキレなんだけど、「ナイブスアウト」で癖のあるキャラやってたし、そんなにサイコなヴィランには見えなかった、個人的に。
やっぱサイコな奴があんなに均整のとれた体格してるのはおかしい気がする。もうすこし痩せてるとか見た目に不健康さが必要じゃない?

CIAがらみの凄腕暗殺者が組織に追われるっていう、それだけでもかなり手垢にまみれたストーリーだけども、おっさんと美少女の心の絆とか、父親との軋轢とか、いやこれもよくある話だけどさ、編集のテンポの良さとかガン&ナイフアクションや、花火の打ち上げ場所とか路面電車内での闘いとかで現代風な目新しさでもって楽しませてくれた。町中で重機関銃やRPG、バカスカ使うし、サービス満点。

シックスをかくまおうとする元上司のフィッツロイ役をビリー・ボブ・ソーントンがやってるんだけど、彼は「FARGO」のマルヴォ役の印象が強すぎてまともなニンゲンと思えない(笑)。
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