CIAのもとで最強の殺戮マシーンに育てられた主人公が、陰謀に巻き込まれ世界中を逃げ回る。
監督・脚本をマーベル映画で有名なルッソ兄弟がつとめており、すみずみまで湯水のごとく大金がぶっかけられとるな~という印象。
観始めるまえからストーリーは予測がつく感じで、実際そこからあんまはみ出なかった。
まあ退屈はしないんだけどね。しかし「面白い」というより「気が利いてる」という感想。キャプテンアメリカで有名なクリス・エヴァンスも、ポロシャツを筋肉でパンパンにさせて悪役を好演している。ライアン・ゴズリングはこういうリアリティ放り投げた映画だとピッタリハマっていた。
囚われの美少女役が「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のジュリア・バターズであり、「タランティーノの手を離れると輝きを失う役者さんっているよね」みたいな評判きいてたから期待してなかったけど一撃でやられた。ちゃんと警告しといてください。