灯台守の父を亡くした主人公の少女ニモが、父に会いたい一心で何でも夢が叶う真珠を求めて「夢の世界」をフリップとピッグと一緒に冒険するという話。
夢の世界と現実がある程度リンクしており、人の夢から夢へ渡り歩いていくという設定。悪夢という敵やドリームコップ（警察）の追跡をかわしながら、真珠へなんとかたどり着くところは現実世界では死にかけているということも含めてハラハラした。またフリップが何者なのかを明らかにすることで、フィリップとの関係も改善していくし、最後には父にもあえるし、大変良いエンディングの作品だった。子どもにもおすすめ。
