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ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師のharukitempeのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

・コンゴ民東部のブカブはレイプの中心地と言われており、何十万人もの女性が性暴力に遭っている。
・「非常に辛かったのは6ヶ月の赤ちゃんを手術したことです。大人によってレイプされたのです」
・病院には武装勢力にレイプされた女性達。
・東部はスマホ等のレアメタルの一大産地。鉱山の近隣に住む女性がレイプに遭いやすい。性的欲求ではなく脅威を見せつけるためのレイプ。
・村の男性も武装勢力の兵士にさせられる。そしてレイプさせられる。その時は麻薬をもらう。4年で200人以上レイプさせられた。
・元武装勢力の2人目の男性の家はいろんな家電があるし、服も綺麗だし。結果的に11人を殺して刑期5年と下されたが、家族がお金を工面して4ヶ月で出所した。
・加害者が処罰されないことが問題が無くならない根本だとムクウェゲは言う。政治家にも武装勢力の出身がいるために問題が表面化せず、大規模レイプが無くならない。
・コンゴ政府は数千人のレイプ被害者のための裁判を一度も開いていない。
・武装勢力が採掘した鉱物ではないことを確認するために全ての段階でトレーサビリティが導入された。
・1999年にできたpanzi病院は数百人が働く総合病院になった。ここでは自立のための職業訓練、弁護士、心のケアもしている。
・アディダスの空手着を着て日本語で数を数えながら型を練習する女性達。
・ムクウェゲさんは日本で学んだ利他という言葉と考え方を気に入ったとのこと。
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