嘘のようなホントにあったクリスマスの装飾を巡るドキュメンタリー。
男は大好きなクリスマスで壮大な飾り付けを敢行。すると住民と対立し法廷劇にまで発展。
住民には男のSNSまで執拗にチェックする人も…Apple TV+オリジナル。
これ想像以上に面白かったですね。
最近配信開始したばかりのApple TV+のオリジナル作品。
タイトルに興味湧いて「ドキュメンタリーかぁ」と思いながらも再生したら、身近なご近所トラブルがなんかめちゃくちゃ大きい問題に発展して、しかもお隣さん同士で裁判沙汰になるぐらいトラブってるって話。
これ以上でもこれ以下でもない内容なんですけど、自宅界隈にクリスマスのイルミネーション装飾を作ったジェレミー・モリスはとにかく目立つのが大好き。
クリスマスツリーは森まで直接切りに行くし、民衆を巻き込んだ一大イベントを実施。
そりゃあ近隣住民からしたら迷惑ですよね。
ただの一般家庭にたくさんの人が押し寄せるわけですから。
だけど、ジェレミーは折れません。
住民から訴訟を持ちかけられても「その瞬間ショーの開催を決意した」ですからね。
クリスマスの奇跡を信じており、奇跡に許可なんて必要ないと言う始末。
聖歌隊呼び寄せたり、ラクダ連れてきたり、もうやってることもめちゃくちゃです。
この裁判沙汰の問題ってジェレミーと住民の見てる方向が違うってところです。
ジェレミーは「クリスマスなんだからみんな楽しんで当然。俺は止められないぜ。こんな楽しいことなんだからみんなで楽しもうぜ」なんですけど、住民からしたら「クリスマスは家族だけで楽しく過ごしたいから騒がしいことは望まない。なんで一般人の家にこんなにわんさか人が集まってんだ、迷惑だ、うるせーよ」なんです。
ドキュメンタリーなんですけど、この映画のために撮りました？ってぐらいエンタメにもなっていて実に興味深い作品でした。
※2021年新作映画181本目
※2021年自宅鑑賞239本目
