せ

プレデター:ザ・プレイのせのレビュー・感想・評価

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)
3.9
Disney+解約直前に滑り込みで鑑賞。
ドラマシリーズだったら死んでた。

全体的にかなり見やすい作品だった。グロはあるけどな。
石器時代とかめちゃくちゃ過去の話と聞いていたので「蛮族vs蛮族の頂上決戦か!フゥ〜パワフル!」と思っていたが、蓋を開けてみたらネイティブ・アメリカンvs新大陸に来た開拓者vs細めのプレデター君の三つ巴という中々捻った設定で舞台も近代だった。
しかしこの年代設定が思いの外マッチしており、各々の使う武器やガチェットと戦闘方法の差が程良く「狩り」を意識させてくれた。
最近のシリーズでは軍装備相当のものやそれ以上のSF的なアイテムが多く、戦い方もアーミーや戦士っぽさばかりが目立っていたので原点回帰感があったようにも思う。

被捕食者に近い立場だった女性が文字通りジャイアント・キリングをかます流れも時代設定やプレデター君の理念と合わさるとめちゃくちゃ自然で、見やすかった。
ぜひ今後「強い女性」を作る際の手本にしていってほしい。
髪を片側剃り上げて男性のような筋肉と硬い鎧をまとって目をつり上げて睨みつけるだけが強い女性像じゃねぇんだからな、ディズニーさんよぉ!

ここから彼らは地球を儀式の場として鬼リピするようになる訳だが。
武器は相手の文明レベルに合わせて変化していったのかしら。
フェアな戦いの下準備って結構難しそうだよね。いつもご苦労様です。
せ