カレス

ロザラインのカレスのレビュー・感想・評価

ロザライン(2022年製作の映画)
3.8
IMDb 6.4
日本語吹替版
シェークスピアの原作では、ロミオはジュリエットに出会うとロザラインのことはきれいさっぱり忘れてしまうそうだ。
忘れ去られたロザラインが「ロミオとジュリエット」の世界の主人公になるという、極上に美味しそうなネタから作られたのがこの映画だ。
新説「ロミオとジュリエット」的なシリアスな物語ではなく、パロディならではの可笑しさがある。
パロディのギャグっぽいロザライン、伝統的悲劇のジュリエット、この二人の対照的なキャラクターはおもしろい。

しかしもっとコメディの密度を上げて欲しかったな。

有名な "All by Myself" のBGMが流れて
https://youtu.be/r1JkULEqV2o
「今日も一日、寝たままですか」
「馬には乗れないわ、コレラだもの」
というあたりのノリで全編走り回って欲しかったな。
しかしあまりコメディ色を強くすると、ラブストーリーが色あせてしまうな🤔

以下余談
イザベラ・メルセード(21歳)がジュリエットを演じていて、とても嬉しい。
マークもレビューもしてないのがあるけど、イザベラ・モナーの頃からファンなので↓これらの作品を鑑賞済み。(役名が似ているw)

「トランスフォーマー/最後の騎士王」
イザベラ(イズィー)役

「ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ」
イザベル・レイエス役
https://m.imdb.com/title/tt5052474/mediaviewer/rm1087270656?ref_=ext_shr_lnk

「インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~」

「クリスマスに降る雪は」
ジュリー・レイエス役

「スイートガール」

クリスマスとスイートはNetflixの配給で、スイート(アクションスリラー映画)よりクリスマスの方が自分的にNetflix的で気に入っている。クリスマスではイザベラ・メルセードは主役だと思うが、登場人物が多いので出番は少ない。主役ではないけど、「ロザライン」はイザベラ・メルセードの代表作となるのではないか。

「アンビリーバブル たった1つの真実」のケイトリン・デヴァーなのか。つらい話なので避けていたがクリップしとこう。
https://www.imdb.com/media/rm716741889/nm3239803
彼女も魅力的だ。
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