ちろる

パーキングエリアのちろるのレビュー・感想・評価

パーキングエリア(2022年製作の映画)
3.5
吹雪のせいで足止めを食らってしまったばかりに、恐ろしき誘拐犯との死闘が始まる、シチュエーション・スリラー。

禁酒リハビリ施設に入所させられているダービーのもとに、母親が脳動脈瘤で倒れ危険な状態と言う連絡が入る。
しかし、繰り返し問題を起こしたことで施設からの出所が許可されていないダービーは、深夜に施設を抜けだし、車を盗んで母のいる病院があるソルトレークを目指すことに。
しかし猛吹雪のため、彼女の車は高速道路のパーキングエリアで足止めを食らい、ダービーは4人の先客と一緒に過ごすことになるが、ある車に誘拐された子供がいるのを発見。4人のうち一体誰が誘拐犯なのかわからぬ中、子供の救出と脱出を試みるのだがダービー予測を次々と裏切る展開が待ち受ける。

まず、誰が犯人なのかわからないまま、協力者を得て、子供を確実に助ける事が恐ろしく困難で、誰が信用できるのかもわからずに見る側とどんどんと疑心暗鬼に陥っていく。
犯人自体は賢くはないものの、凶悪ではある。

誰がどうとかは詳しくはネタバレになりそうなので控えるが、ディズニープラスの作品だからと侮るなかれ、バイオレンス度は高めで登場人物が凄惨に痛めつけられるかなり辛い描写がある作品。

観る場合はとにかく覚悟して。
私は1人で観て、痛くて苦しくてギャーギャーさけびました、、
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