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きみは愛せのmakiのレビュー・感想・評価

きみは愛せ(2020年製作の映画)
3.8
この間チネマットの試写会で鑑賞。
(レビュー遅くなりすみません😂)

愛って何?
を、すごく考えてしまった作品。

登場人物それぞれ全員の愛の捉え方が千差万別で、思いやりもあれば、押し付けだったり、執着だったり。
そして過去の愛がトラウマだったり自分の今の愛の捉え方を形成していたり、それらがとてもリアルだった。

大人になればなるほど、愛って単純に好きで完結しないなぁ〜と思うようになってきて🧐
こじらせ主人公が、普通に恋愛する(付き合う)始め方ってどうやるの?って、なんかその言葉が凄く刺さった。

わたしもユアン大ッ好きだけど、ユアンとは絶対恋愛はしたくないし(贅沢言うなって感じだけど🤪)
好きと愛はシンプルにイコールじゃないからこそ、ごちゃごちゃするんだよね。
その澄み切ってはいない濁った感じを上手く表現されてたし、それぞれの濁りがそれぞれ違うのも面白かった。


オンライン座談会にも参加させていただいて、監督が同じ世代でこの作品を作成するにあたった想いが本当に共感できた😢
小さい頃夢見てた恋愛って、本当純粋。

ちなみに座談会で田中爽一郎さん仰ってたけど、わたしも「許せる」って凄く愛だと思う。
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